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2014年09月05日

286A ケロシン化

我が家のランタン メインで使っているのは コールマン 286A(ホワイトガソリン)です。

先日、燃料が切れまして新たに4Lのガソリンを購入。
その値段、¥3,800-  かなりお高い感じが否めません。

そこで、世の皆さまがされている 286Aのケロシン(灯油)化に踏み切ることにしました。

先日の記事で作りました自作プレヒートカップはケロ化の第1歩だったのです。


ケロ化にあたり、必要な部品を購入。

286A ケロシン化

#214用のジェネレーターです。

調べていくと286と214の違いはジェネレーターとバルブアッシーと呼ばれる部品が違うだけ。
そしてガソリンとケロシン(灯油)という燃料の違いのようです。




まずは 286Aの部品をばらしていきます。

286A ケロシン化


286A ケロシン化

ベンチレーターとグローブを外します。ここまでは工具要らず。


286A ケロシン化

下側の薄いナット(サイズは1/2だったかと)緩め、U字のクリップを外します。


286A ケロシン化

するとマントルを取り付けるパーツとグローブを受けるお皿が外れました。


2個あるナットの上側を外すとジェネレーターが外れます。

286A ケロシン化

L字のようなピンが穴に引っ掛かり、火力調整バルブの開閉によってピンが引っ張られる仕組みのようでした。


286A ケロシン化

286A ケロシン化


ジェネレーター内部にはこのような部品が格納されております。

上が286用、下側の綺麗な方が今回購入した214用のジェネレーターです。
コイルの巻き方が違うだけのようでした。


逆の順番で組んでいきます。

286A ケロシン化

286A ケロシン化

その際、先日製作しました自作プレヒートカップを通しておきます。



薬局で燃料用アルコールを購入、それを100均で購入した注射器でアルコールを注ぎました。

286A ケロシン化

昼間でしたので分かりにくいですが、青い炎を上げマントルも一緒に焼いてくれました。


不安の中、燃料バルブを開放し点灯しようとしますが点きません・・・

良く見ると、ジェネレーター接合部から灯油がかなり漏れてました。
再度ばらし、ジェネレーターを付け直します。先ほどよりも強めにナットを締めました。


そして再度点灯。

286A ケロシン化

286A ケロシン化

なんとか点灯してくれました。
今回交換した部品はジェネレーターのみです。

改造された世の皆さまの経験によると、点灯後しばらくして息継ぎ症状が出るとのこと。
原因は燃料を吸い上げるアッシーの穴の径がガソリン用とケロシン用では違うからのようです。
ガソリンは0.5ミリ、ケロシン用は1.5ミリ。

ですが、個体の状態にもよるらしく手を加えなくてもいける方もおられるようでしたので
私も今回は手を加えませんでした。問題が起これば随時!という考えです。

息継ぎ状態の有無を確認すべく1時間ぐらい点灯していたところ
いきなりマントルが炎上しました。

かなり焦りましたが、消灯後確認してみると
わずかながら燃料が漏れてました。やはり先ほどと同じジェネレーターの接合部からでした。


パッキンとしてシールテープを巻こうかとも思いましたが、一応コールマンサポートセンターに確認することに。
改造のことは伏せ、ジェネレーター交換ということで相談を。

結果、部品が真鍮ですのでナットを締めこんで行けば形になじみ漏れは収まるとのこと。
それでも駄目ならば、液体の耐熱ガスケットを塗ってくれということでした。
ちなみにコールマンで使っている液体ガスケットは ロックタイト といいう商品だそうです。


ジェネレーター接合部のナットを増し締めしましたが、どうしても漏れが・・・。


ここで、家にあった固まるとゴムのように硬化する接着剤がありましたので
これを塗り塗り。ちなみに耐熱、耐油仕様では無いようです。


そして硬化後、点火。

286A ケロシン化

286A ケロシン化


辺りは暗くなり、ランタンの光も良い感じになってきました。
ケロシン使用になり若干、光の色が黄色くなった気がします。



1時間後

286A ケロシン化

どうやらジェネレーター接合部からの漏れも止まったようです。


とりあえずは成功したのではないかと思います。
ですが、まだまだ不安な状態です。キャンプ中に点灯しないなんてこともあるかもしれません。
そんな不安を解消すべく 

286A ケロシン化

現在我が家はホワイトガソリン、ケロシン両刀使いとなってます♪



この改造をすると、コールマンからのサポートが受けれなくなりますので、決して真似されないようお願い致します。





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この記事へのコメント
はじめまして、

うちも、燃料代をケチル為に2機ともケロシン化しました。
286は、戻せるようにバルブもゴッソリ替えました。
冬に向けて燃料対策は必要ですよね!
Posted by outrangeroutranger at 2014年09月05日 07:06
こんにちは〜!

すごいですね〜(^^)
自分もいつかやろうと思いながらなかなか重い腰が・・・

三男さんのように一発でうまくいけばいいのですが、失敗した時が怖いですよね(汗)

それでもケロシンの黄色い明かりが暖かくていいですよね〜(^^)
Posted by gorigo811gorigo811 at 2014年09月05日 10:56
outrangerさん

2機ともバルブ交換ですか~。
いいお値段しますので、我が家はケチリマスヨ。

outrangerさん、素敵な自作されているようですね。
自作楽しいですよねー。
後ほど改めて伺います。
Posted by 三男三男 at 2014年09月06日 14:24
gorigo811さん

勇気のみですよ!一度やってしまえば、
『こんなもんか。』と思える物だと思います。
gorigoさんの力量ですと楽勝かと。

昨今、燃料タンクの塗装を考えてます。
yahooで『286a 塗装』で検索しますと
gorigoさんの記事が世のHPを抑え、
最上位に出てきましたよー!!
さすがですね。
ちなみにgoogleでもトップでした。
Posted by 三男三男 at 2014年09月06日 14:31
プレヒートカップを自作されるとは。
凄いです。

僕もCB缶を分解して作ろうかと考えましたけど、全然キレイに切り取れなくて、断念。買いました。(^_^;)

214用のカップが今なかなか入手しずらい状況で、最近僕がケロ化した288は、639用のカップを使っています。
Posted by at 2014年09月06日 18:41
僕さん

コメント有り難うございます。
プレヒートカップはかなり探しましたが見つからず、自作という流れになりました。結果、お安く済んだので良かったかなと。

実は今回の改造にあたり、ケロシン化というワードで世のHPを徘徊してましたところ、僕さんのブログを見つけ幾度となく見させてもらってました。
気づくとブックマークにも多数保存してました。かなり参考にさせてもらった僕さんからのコメ!光栄に思います。
ということで、勝手ながらリンク貼らせて頂きます!
Posted by 三男三男 at 2014年09月07日 06:39
こんばんは。

へぇ~、こんな改造ができてしまうんですね。
男の人にはたまらなくワクワクする作業なんだと思います(^_^;)

暑くもなく寒くもなく、とてもいい気候になってきたので、ぜひ
フィールドで実践投入を!
Posted by のんた☆ at 2014年09月07日 18:37
のんた☆さん

たまりません!!これぞ自己満の世界ですね~!!
フィールド投入!
今週末の3連休での遠征キャンプでデビュー予定です。

無事点灯し続けてくれることを願います(笑)。
Posted by 三男三男 at 2014年09月07日 23:16
 
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